家庭でよく作られるクリームシチュー。
自宅で一から作る方法もありますが、市販のルーを利用すれば手軽に作ることができ、便利です。
一般的には、牛乳も少し加えて作りますが、急に作りたくなったときに牛乳がないこともありますよね。
そんな時に、わざわざ買いに行くのは少し面倒です。
この記事では、牛乳を使わずに市販のルーだけでクリームシチューを作る方法や、他の代替材料を用いたレシピを紹介します。
牛乳なしでシチューを作る方法
一般的に、クリームシチューには牛乳が使われますが、牛乳がなくても美味しいシチューを作ることが可能です。
市販のルーには、クリームやチーズなどの乳製品が含まれていることが多いため、ルーだけでも一定のクリーミーさを出すことができます。
いつもよりあっさりしたシチュー、という感じです。
牛乳を加えたときのような完全な風味は出ませんが、牛乳がない時でも諦めずに、手軽にクリームシチューを楽しみましょう。
牛乳なしで作るクリームシチューの手順
牛乳を使わないクリームシチューの作り方は、普通のレシピと大差ありません。
ルーを使って牛乳なしでシチューを作る基本的な流れは、以下の通りです。
- 最初に、肉や野菜を焦がさないように注意しながら炒めます。
- 炒めた具材が柔らかくなるまで適量の水を加え、じっくりと煮込みます。
- 具材が十分に柔らかくなったら、ルーを加えて弱火でさらに煮込み、完成させます。
牛乳の代わりに加える水の量
牛乳を使用しない場合、水の量で調整しましょう。
市販のクリームシチュールーのパッケージには、通常、水と牛乳の量が記載されています。
牛乳を使わない時は、その分水を増やして調整します。
たとえば、我が家のシチュールーの場合、通常水700mlと牛乳250mlを使いますが、牛乳がない時は水の総量を950mlにします。
牛乳代わりの水の量は様子を見ながら
ただし、使用する具材によって必要な水分量は変わることがあるので、上記の量は基本的な目安に過ぎません。
調理中に具材の状態を見ながら水の量を調整することが推奨されます。
水は途中で追加することは可能ですが、ルーを入れた後に水分を減らすのは難しいので、初めに少なめにしておき、必要に応じて足すと良いでしょう。
牛乳を使わない時の味の調整
牛乳を使わずにシチューを作ると、コクが足りずに味が薄く感じることがあります。
牛乳を加えると一層味が深まりますが、牛乳がない場合には他の材料で風味を補う工夫も有効です。
個人的には、ストックがあれば、クリームコーンの缶詰を加えるとコクが追加されて美味しいと思います。
手軽に、バターを少し加えてもいいですね。
ルーで作るクリームシチューで牛乳の代わりになるものは？
ルーだけでも美味しいクリームシチューが作れますが、牛乳を加えることでさらに風味が増します。
牛乳がない場合、乳製品や豆乳などを加えると、コクがアップするので、お好みで牛乳代わりに使ってみてください。
クリープの使用
コーヒー用のミルク代わりとしても使用される「クリープ」は、シチューにも最適な代替材料です。
クリーミーで濃厚なミルク風味がシチューをより豊かにします。
クリープを使う際は、シチューの水分量を調整し、仕上げにクリープを加えてよく溶かすだけです。
適量は味を見ながら調整してください。
コーヒーフレッシュがあれば、それもいいですね。
牛乳はないけど、生クリームはある・・なんていう方は、もちろん生クリームを加えても！
生クリームは濃厚なので、牛乳の分量より少なく入れてみて、味見をして追加するかどうか考えると良いです。
スキムミルクの利用
スキムミルクも、クリームシチューの代替材料として役立ちます。
クリープと同じように、シチューにクリーミーさをプラスするために使えます。
無調整豆乳を用いる
無調整豆乳も、クリームシチューにおすすめの代替材料です。
牛乳とは異なる風味やコクがでます。
牛乳よりあっさりめなので、普段、牛乳だとちょと濃厚に感じる方にも豆乳はおすすめです。
シチューには、甘みを含まない無調整豆乳が適しています。
まとめ
牛乳が手元にない時でも、ルーだけでシチューを作ることは可能ですが、代替材料を加えることで味に深みが増します。
クリームシチューを作る際に牛乳がないなら、クリープやスキムミルクや豆乳などを試してみると良いでしょう。
代用品を加える場合は、少し入れて味見をして調整するといいですよ。