2歳児との新幹線移動では、短時間で集中できる遊びを複数用意すると便利です。
シールブックやお絵かきボード、絵本などは指先や想像力を使いながら遊べるため、座席でも落ち着いて過ごせます。
ミニパズルやかたち合わせで遊ぶことで自然に学びの要素も取り入れられます。
さらに、おやつを小分けにして楽しんだり、タブレットで好きなアニメを観たり、手遊びで気分を切り替えたりする工夫も効果的です。
窓の景色を指差しながら話したり、簡単なゲームを取り入れたりすることで、親子で会話を楽しみつつ、移動時間がスムーズに過ぎていきますよ。
2歳児におすすめの新幹線暇つぶしアイテム
シールブック
シールブックは持ち運びやすく、何度も遊べるのが魅力です。小さな子どもでも指先を使って貼る楽しみがあり、集中して遊ぶ時間が作れます。キャラクターや動物だけでなく、数字やアルファベットなどのシールを組み合わせて遊ぶことで、自然と学びの要素も加えられます。親子で一緒にテーマを決めて貼る遊びにすると、会話も弾みます。
ぬりえ・お絵かき
紙とクレヨンを使ったぬりえやお絵かきは、想像力や色彩感覚を育む遊びです。描いたものを見ながら話すことで、親子のコミュニケーションにもつながります。クレヨンが転がったり汚れたりしないように、ペンケースや専用のポーチにまとめて持ち運ぶと安心です。また、色や形をテーマにした簡単なゲーム感覚で塗ると、さらに遊びの幅が広がります。
繰り返し遊べるお絵かきボード
水や磁石で描くお絵かきボードは、何度でも書き直せるため、長時間の移動中でも活躍します。座席前のテーブルに置いても安定し、片付けも簡単です。文字や数字をなぞる練習に使ったり、親子でお絵かき対決をするなど、遊び方を工夫することで楽しみ方が増えます。
絵本
読み聞かせやページをめくる楽しみがある絵本は、新幹線での時間を豊かにしてくれます。小さめサイズならかばんに入れても邪魔になりません。複数冊持参して、テーマや登場人物を変えて読み比べるのもおすすめです。
探し絵や仕掛け絵本
ページをめくりながら、隠れたものを探す遊びができる絵本は、集中力を高めつつ親子で楽しめます。短時間でも飽きずに遊べるのがポイントです。仕掛けを一緒に押したりめくったりすることで、手先の器用さも育てられます。
幼児雑誌やベビーブック
シールや付録がついている幼児雑誌は、ちょっとした遊びとして便利です。ページをめくるだけでも興味を持ちやすく、移動中に使いやすいです。季節やイベントに合わせた特集がある雑誌なら、話題作りにも役立ちます。
好きなキャラクター絵本
子どもが気に入っているキャラクターの絵本を持って行くと、安心感を与え、集中して楽しめます。キャラクターごとの遊び方やセリフを真似して遊ぶと、より楽しく時間を過ごせます。
ミニパズルやかたち合わせ
コンパクトなパズルや形合わせのおもちゃは、遊びながら指先の発達も促せます。ピースが大きめだと落としても見つけやすく、片付けもしやすいです。短い時間でも遊びやすく、飽きにくいのが特徴です。数や色を合わせる遊び方を加えると、自然と学びの要素も取り入れられます。
おやつタイムを楽しむ工夫
小さな袋に分けて入れたおやつは、取り出しやすく少しずつ楽しめます。甘いものだけでなく、子どもが普段食べている軽食を準備すると、安心して食べられます。食べる時間を遊びの合間に組み込むと、移動時間が楽しくなります。親子でおやつをテーマにした簡単なゲームをしても盛り上がります。
好きなアニメや動画を楽しむ
タブレットやスマホで動画を観られるようにしておくのも便利です。イヤホンや音量の調整に気をつければ、周囲に迷惑をかけずに楽しめます。お気に入りの番組を観ることで、移動時間があっという間に感じられるでしょう。動画に合わせて簡単な手遊びや歌を追加すると、より楽しい時間になります。
簡単な手遊び
短時間でできる手遊びを取り入れると、体を動かさずに楽しめます。親子で一緒に遊ぶことで、気分転換になり、子どもの笑顔も増えます。指先を使った簡単な動作遊びやカード遊びなど、大きな声を出さずにできる工夫をすると、周囲に迷惑をかけずに楽しめます。
アイテム以外の暇つぶしアイデア
グッズだけでなく、ちょっとした工夫で時間をより充実させて過ごせます。座席や周囲の状況を活かしながら、親子で楽しめる工夫を取り入れてみましょう。
- 窓の外の景色を見ながら「山が見えたね」「トンネルに入ったよ」と話すと、子どもも興味を持ちやすくなります。山や川、駅や橋などを指差しながら、簡単な説明や質問を加えることで観察力も育ちます。旅行のルートや景色の変化を一緒に楽しむのもおすすめです。
- 車内で見える色や数字を探す遊びは、親子で楽しめるだけでなく、数や色の認識にもつながります。例えば「赤い看板を見つけよう」「青い電車はどこかな？」と声をかけると、移動中も好奇心を刺激できます。ちょっとしたゲーム感覚で競争したり、見つけたものを紙に書いたりして記録するのも面白いです。
- 小さな紙やカードを使った簡単なゲームも、座席の中で手軽に楽しめます。例えば神経衰弱や絵合わせ、簡単なしりとりなど、道具が少なくても十分楽しめます。親子で順番を交互に回すことで、待つ力やルールを学ぶ練習にもなります。
2歳が新幹線で退屈しにくい工夫
2歳の子どもと新幹線に乗ると、どうしても長く感じることがあります。そこで大切なのは、事前にいくつか工夫を用意しておくことです。周囲に迷惑をかけずに遊べるものを選ぶと安心ですし、荷物はなるべくコンパクトにまとめると移動中もスムーズです。また、子どもが自分でできる遊びを取り入れると、落ち着いて過ごせる時間が増えます。例えば、シールやお絵かきなど、指先を使う遊びは短い時間でも集中しやすいです。
静かに遊べるアイテムを選ぶ
音が大きくならないおもちゃや遊びを中心に選ぶと安心です。音の出るおもちゃは周囲に迷惑にならないように注意が必要ですが、タブレットや絵本など、静かに楽しめるものは長時間の移動に向いています。
新幹線に乗る前のちょっとした準備で変わる
座席選び
窓側の席は景色が見やすく、通路側はトイレやデッキに行きやすいなど、それぞれにメリットがあります。子どもの性格や普段の行動パターンに合わせて選ぶと、移動が快適になります。
荷物の取り出しやすさ
遊び道具やおやつは、すぐに取り出せる場所に入れておくと便利です。ポーチや小袋にまとめておくと、必要なときにさっと取り出せ、スムーズに対応できます。
子どもへの声かけ
「これから新幹線に乗るよ」と事前に伝えると、子どもも気持ちの準備がしやすくなります。簡単に説明するだけでも落ち着いて移動を始められるでしょう。乗車前に「今日は何を持っていくか」を一緒に確認するのも、楽しみのひとつになります。
服装や小物の準備
着脱しやすい服やブランケット、帽子なども準備しておくと、子どもが快適に過ごせます。小さな枕やお気に入りのぬいぐるみを持参するのもおすすめです。
まとめ
2歳の子どもと新幹線に乗るときは、シールブックや絵本、おやつ、手遊びなど、いくつかの工夫を組み合わせると、移動時間をより楽しく、充実して過ごせます。窓の景色を一緒に観察したり、親子で会話を楽しんだりすることで、移動そのものが特別な体験となります。さらに、行き先や見える景色に合わせた簡単なゲームやクイズを取り入れると、子どもも飽きずに過ごせます。少しの準備やアイテムの工夫で、親子で快適に過ごせる新幹線の旅を、より思い出深いものにすることができるでしょう。