乾燥卵白は、お菓子作りに使う粉末状の卵白で、一般のスーパーや100円ショップではあまり見かけません。
ドン・キホーテやイオンでも取り扱いはほとんどなく、見つけるのは難しいでしょう。
東急ハンズの一部店舗や、富澤商店などの製菓材料専門店で購入できる可能性があり、確実に入手したい場合はネット通販を利用するとよいでしょう。
通販では容量やメーカーを選べるため、用途に合わせて選択できます。
乾燥卵白の販売店・売り場まとめ
ここでは、乾燥卵白がどこで販売されているかを店舗別に紹介します。
ドン・キホーテでは販売なし
ドン・キホーテでは、製菓材料を扱う店舗もありますが、乾燥卵白を見かけることはほとんどありません。店によっては輸入食材や一般的な粉類が揃っていますが、専門的な製菓材料は限られているため、購入を考える場合は事前に店舗に問い合わせたり、他の販売店を確認するのが安心です。来店時にスタッフに相談すると、置き場や入荷予定を教えてもらえる場合があります。
イオンやスーパーでは見かけにくい
イオン、西友、イトーヨーカドーなどのスーパーでは、一般的な製菓材料は揃っていますが、乾燥卵白はあまり見かけません。製菓材料コーナーにも並んでいないことが多く、探して回るだけで時間がかかる場合があります。店舗によっては入荷がないこともあるため、スーパーでの購入は難しいと考えたほうがよいでしょう。
ハンズでは一部店舗で販売
東急ハンズでは、製菓材料が充実している店舗に限り、乾燥卵白を見つけられる場合があります。実際に探すときは、スタッフに取り扱いの有無を確認すると安心です。「ハンズネット」などのオンラインストアでは販売されていないことが多く、店頭で購入することが中心になります。店舗ごとの品揃えに差があるため、行く前にチェックすると無駄足を避けられます。
製菓材料専門店(富澤商店など)で購入可能
製菓材料を扱う専門店では、乾燥卵白を見つけやすいです。特に富澤商店(TOMIZ)は全国展開しており、多くの店舗やオンラインショップで購入できます。商品名が「アルブミナ」と表記されている場合もあり、探すときは表示名を確認するとよいでしょう。また、店舗によって在庫状況が異なるため、事前に電話やウェブで確認すると安心です。
カルディ・無印良品・成城石井などでは販売なし
カルディや無印良品、成城石井では、調味料や輸入食材を中心に扱っており、乾燥卵白のような専門的な製菓材料はほとんど置かれていません。まれに関連商品が置かれている場合もありますが、乾燥卵白自体は見つけにくい傾向です。
100円ショップ(ダイソー・キャンドゥなど)では販売されていない
ダイソーやキャンドゥなどの100円ショップでは、「アイシングの素」や「メレンゲの粉」といった類似商品があることもありますが、乾燥卵白そのものは取り扱っていません。購入を考える場合は、専門店や通販を利用するのが確実です。
ネット通販で買える乾燥卵白
乾燥卵白は、ネット通販での購入が確実です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでは、さまざまなメーカーの商品が販売されています。
さらに、富澤商店公式サイトやcotta(コッタ)、パイオニア企画などの専門通販サイトも便利です。
容量や価格帯の一例として、
- TOMIZ:30g、税込600円前後
- cotta:100g、税込948円~1432円
- パイオニア企画:100g、税込1000円~1300円ほど
- ニチガ:500g、税込1980円
といったラインナップがあります。購入前には、サイト上で最新の価格や在庫を確認するようにしてくださいね。
購入時のポイント
乾燥卵白は一般的なスーパーではなかなか見つけにくいため、製菓専門店やネット通販で探すのが確実です。使用頻度や目的に応じて、少量タイプから中容量、大容量タイプまで幅広く選べます。用途に合わせて容量を選ぶことで、使い切れずに余らせる心配も減らせます。
さらに、商品名には「乾燥卵白」「粉末卵白」「メレンゲパウダー」などの違いがあり、それぞれ使用方法や甘さ、泡立てやすさに差があります。どの目的で使いたいかを考えて、最適な商品を選ぶことが重要です。製菓材料に不慣れな場合は、購入前に表示や説明を確認すると安心です。
乾燥卵白とは?お菓子作りに使われる粉末卵白の基本情報
乾燥卵白とは、卵の白身を乾燥させて粉末状にしたものです。お菓子作りで使われることが多く、メレンゲやアイシング、マカロンなどの繊細な仕上がりを目指すときに重宝します。液体の卵白よりも保存しやすく、必要な分だけ計量して使えるのが特徴です。
メレンゲパウダーと混同されることもありますが、メレンゲパウダーは砂糖などの添加材料が含まれており、すぐに泡立てやすいのが特徴です。一方、乾燥卵白は純粋な卵白だけを乾燥させたものなので、甘さを調整したいときに使いやすいという違いがあります。
乾燥卵白とメレンゲパウダーの違いは?
乾燥卵白は卵白をそのまま乾燥させたもので、甘みがなく、純粋な卵白の風味を楽しむことができます。一方、メレンゲパウダーには砂糖や安定剤などが加えられており、泡立てやすく、仕上がりが安定するのが特徴です。メレンゲパウダーはすぐに泡立てられるため便利ですが、甘さや味の調整は自分で行えません。甘さの調整を自由に行いたい場合や、卵白本来の味を活かしたい場合には、乾燥卵白を選ぶとよいでしょう。また、乾燥卵白は用途によって加える水の量を調整することで、メレンゲやアイシング、マカロンなど幅広く使える点も魅力です。
乾燥卵白の使い方・溶かし方のコツ
乾燥卵白を卵白に戻す場合は、そのままでは使用できず、まず水に溶かす必要があります。目安としては、乾燥卵白1gに対して水約8〜10mlです。10分間以上置いて、こしてから使います。
また、メレンゲに加える場合は、少量の乾燥卵白(卵白に対して1~5%ほど)とグラニュー糖を混ぜてから、生の卵白に加えて泡立てます。少量の卵白と混ぜてから泡立てることでダマになりにくくなります。
溶かした乾燥卵白は、メレンゲ、アイシング、マカロン作りなど家庭での製菓に活用できます。混ぜ方や量に注意すると均一に泡立ち、仕上がりがなめらかになります。使用後は密閉容器に入れて湿気を避けることで長期保存でき、必要な時にすぐ使えます。溶かし方や保管方法を工夫することで、少量ずつ使う場合も便利に活用できます。
まとめ
乾燥卵白は、実際に店舗で探す場合、「ハンズ」や「富澤商店」のような製菓材料を扱うお店で見つかる可能性があります。ただし、スーパーや100円ショップではほとんど取り扱いがないため、確実に入手したい場合は、通販サイトを活用するのが便利です。
通販では容量のバリエーションやメーカーの選択肢が広く、少量から大容量まで自分の使用量や用途に合わせて選べます。また、通販で購入することで、近くに取り扱い店がない場合でも、必要なタイミングで手に入れることができ、購入後の活用範囲も広がります。お菓子作りのシーンでは、メレンゲやアイシング、マカロンなどさまざまなレシピで活用でき、仕上がりの質を高める助けにもなります。さらに、保存方法や使い方の工夫次第で、購入した乾燥卵白を長く使うことも可能です。