茹でた野菜をすくったり、具材だけを取り出したりしたい時に便利な穴の空いたお玉。
ですが、意外と知らないのが正式な名前。
「穴あきお玉(アナアキお玉)」とも言われていますが「穴杓子」が正式名称のようです。
ほかにも「スキンマー」「穴あきレードル」「穴あきお玉じゃくし」とも言われていますよ。
ちなみに、穴が開いていない普通のお玉の正式名称は「お玉杓子(おたまじゃくし)」または「玉杓子」などがあります。
普通のお玉については、こちらの記事で詳しく解説しています。
100円均をはじめ、ネット通販でも多くの穴杓子が売っています。
使い方やおすすめの商品もお知らせしますので、ぜひチェックしてください。
お玉で穴あきタイプの名前は?
お玉といえば通常、穴が空いていないもの。
ですが、お玉の丸い部分に、いくつか穴が空いたものがあります。
それは「穴あきお玉」と言われているものです。
正式な名前は「穴杓子(あなじゃくし)」や「スキンマー」ですが、人によって呼び方はさまざまではないでしょうか。
私は「穴の空いたおたま」と呼んでいました。
お玉のことをレードルとも言うので「穴あきレードル」とも言われているようです。
また「穴あきお玉じゃくし」と呼んでいる人も知っています。
商品を検索したり探したりするときに「穴あきお玉」といえば大体伝わります。
意外と正式な名前を知らないものなので、この機会に知っておくのも良いのではないでしょうか。
穴杓子(スキンマー)の使い方は?代用するなら?
穴杓子(スキンマー)を普段どのように使っていますか?
茹でた野菜をすくうために使っている人も多いかもしれません。
ざるを使う必要がないので、とても便利ですよね。
ですがそのほかの使い方もあります。
取り分ける時に使う
たとえば、具材だけを取り出したい時です。
煮物や煮魚などを取り分けるときに、具材だけ取り出すことのできる穴杓子(スキンマー)は大活躍します。
家族分のお皿に、穴杓子を使って具材だけを取り分けて、後から煮汁をかけることで照りもでますね。
煮汁も一緒にすくうと、お皿によそうときに、汁がはねることがあります。
そんな心配もないので、とても便利ですよ。
また、お鍋の時にもスキンマーは大活躍!
穴杓子で取り皿が汁だらけにならないし、豆腐も崩れなくていいですね。
味噌を溶く時に使う
また、味噌汁を作るときにも活用できます。
それは、味噌を溶く時です。
お玉を使って味噌を溶いている人も多いと思います。
穴杓子(スキンマー)を使った方が便利だし楽にできますよ。
(そう言いつつも、私も今までの習慣でお玉を使ってしまいますが…)
お玉の穴の部分から、溶けた味噌が出ていくので、味噌がダマになることもありません。
味噌汁を作っていると、たまに溶き忘れた味噌のかたまりが、お鍋の下に溜まっていることがありますよね。
穴杓子(スキンマー)を使うと、味噌の溶き忘れがなくなります。
まだ試したことのない人は、ぜひ一度トライしてみてくださいね。
炒め物にも使える
耐熱のスキンマーは、すくう以外にも、炒める時のヘラ代わりに使うこともできますよ。
使い勝手のよいスキンマーがあれば、炒めたり煮たりして、すくうところまで、1つあればできますね。
アク取りに使っている人もいました。
穴杓子の代用になるものはある?
ちなみに、穴杓子の代用として使えそうなものは、網杓子です(あく取り、かす揚げ、すくい網など)。
用途によっては、お玉・お箸・トング・れんげ・スプーン・フォーク・ざるなどでも代用できるでしょう。
穴あきお玉のおすすめは?
便利な穴あきお玉ですが、決して高価な商品ではありません。
100円均でも売っているので、手軽に購入することができますよ。
もちろんネット通販でも、さまざまなアナアキお玉が売っています。
形やデザインにこだわりがある場合は、多くの商品から比較して購入できるネット通販が良いでしょう。
送料がかかってしまう場合は、他の商品を買うついでなどがおすすめ。
家まで届けてくれるので、忙しい人でもすぐに購入できます。
では、さっそくおすすめの商品をいくつかご紹介しますね。
自立する穴あきお玉
穴あきお玉 たつねるおたま 小 穴あき
カラフルで可愛らしい穴あきお玉です。
この商品の利点は、何と言っても自立すること。
お玉を使ったあとに置き場がなくて困った経験はありませんか?
お鍋の中に入れっぱなしにしている人も多いと思います。
鍋やフライパンに入れっぱなしにすると、思った以上に高温になって、耐熱スキンマーでも溶ける事があります。
このように自立するタイプなら、出しても置きやすいのでおすすめです。
色がカラフルなのも、食卓を彩ってくれるワンポイントにもなりますよ。
スプーンタイプ、鍋のふちにかけてもOK
マーナ 炒めてすくえるスプーンザル ミニ
お玉よりも小さなサイズの水切りスプーンもあります。
食卓に並べたいときに、お玉だと大きすぎて場所を取ってしまいますね。
ですがスプーンタイプになっているので、大皿料理にも使うことができます。
お鍋をするときにも便利ですよ。
このスキンマーは、お鍋のふちに掛けることもできます。
さらに、ちょっとした炒め物にも使えて便利そうです!
なべ底まですくいやすい形のスキンマー
柳宗理 スキンマー Sサイズ
こちらはキッチンツールで定評のある柳宗理のスキンマーです。
(Lサイズは大きいのでご注意を)
形は三角形に近い楕円形。
鍋底の角のカーブに沿ってすくいやすいように作られています。
少々お高めですが、品質を求めるのならおすすめの商品です。
デザイン性にも優れているので、ひとつ欲しくなってしまいます。
このような、すくいやすい形のスキンマーも多いですね。
この他にも、お玉の一部分が穴あきになっていて、お玉としても穴杓子としても使えるものもありました。
まとめ
穴あきお玉について、ご紹介しました。
意外と知らないのが正式な名前です。
穴杓子やスキンマーと言いますが、穴あきレードルと言ったり、穴あきお玉じゃくしと呼んだりする人もいますよ。
スキンマーという呼び方は、今回初めて知りました。
効果的な使い方もあります。
茹でた野菜をすくうだけでなく、具材だけを取りだしたり、味噌を溶いたりするのに使えますよ。
冬には鍋を食べたくなりますよね。
鍋の中の具材だけを取りだす時にも、穴杓子は大活躍します。
耐熱素材なら、炒め物に使うこともできるのでおすすめです。
穴あきお玉は、安ければ100均でも手に入ります。
忙しい人には、ネット通販もおすすめです。
さまざまな商品を比較して購入できるので、こだわりの調理器具を集めている人にはぴったり。
調べてみると、種類が豊富でびっくりでした。
穴あきお玉を使ったことがない人は、ぜひ一度使ってみてくださいね。
普段の料理が一層便利で楽しいものになりますよ。