新鮮なアスパラガスや、ミニアスパラの場合は皮むきは必要ありません。
でも、スーパーに並んでいるアスパラは、鮮度が落ちていることが多いんです。
皮をむかないと、筋っぽくなってしまいます(経験済!)。
アスパラの皮は、根元から5cmくらいの部分をピーラーや包丁でむきましょう。
(皮をむくのがめんどくさいならカットしても!)
「はかま」はとらなくてOKです。
(ホワイトアスパラは皮が硬いので、上の方まで剥いてくださいね)
アスパラの下ごしらえや皮ごと食べる方法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
アスパラガスの皮って剥かないとだめ?
アスパラガスは皮も食べられます。
でも一般的には、根元の5cmくらいを切るか、皮をむく必要があります。
(アスパラ全体の皮をむくわけではありませんよ)
下の方の皮は硬くて食べにくく、せっかくのアスパラガスの食感を悪くさせてしまうからです。
※ミニアスパラガスは、柔らかいので皮を剥かなくてOKです
どうやら、アスパラガスの鮮度によって、皮の硬さが異なるようです。
新鮮なアスパラは柔らかく、皮をむかないで食べられます。
しかし残念ながら、スーパーに並んでいるアスパラガスをそのまま食べることは難しいでしょう…。
どうしても採れたての新鮮さを保てないんですね。
皮には栄養がたっぷりありますが、筋っぽいことがほとんど。
皮をむくか、カットしましょう。
産地直送のアスパラなら、やわらかいので皮を剥かなくても食べられますね。
大手ネット通販や、「産直アウル」のような生産者から直接食材が届くサイトで購入できます。
ふるさと納税もありますよ。
アスパラガスの根元を切るか皮をむく
今は「アスパラの根元から5cmくらいの皮をむく」という下ごしらえの方法をよく見かけます。
わが家もこの方法です。
でも昔は、皮を剥かなかった記憶があります。
その代わり、根元の部分を数cmカットしていました。
若い頃に見た料理本では、アスパラの端をもって、ポキッっと自然に折れる所で…と書いてあったのでよくやっていました。
(でも、結構長く折れてしまって、こんなに捨てるの??ということも…。)
もちろん、今でもアスパラの下の部分を切っている人もいると思います。
でも、根元に近い部分ほど栄養があるとのこと!
捨ててしまうのはもったいないので皮をむきましょう、という方法が支持を得ているのかもしれません。
根元の部分は細かく刻んで使ってもOK(皮まで食べる方法)
もちろん、根元の皮にも栄養があります。
栄養のある根元や皮を切ってしまうのがもったいない、ちょっと手間がかかってもいい、という人におすすめの方法があります。
それは、根元の硬い部分5cm程度を、5mmくらいの細かい小口切りにして使うことです。
炒め物やスープの具などに使えそうですね。
細かく刻めば、硬い皮もおいしくいただけます。
(もちろんみじん切りでもOK)
数本まとめて切れるなら、皮をむくより楽かもしれません。
アスパラを長いまま食べたり調理に使う場合
さらに手間はかかりますが、アスパラガスの下の方の皮部分に「包丁で細かく切り目を入れる」という方法もありますよ。
小口切りの向きのように、アスパラの皮に切り目を入れる感じです。
大好きなアスパラ。確か前にあさいちでやってた食べ方。根本の皮をむかずに周囲にぐるっと切り目を入れると確かに皮が気にならずに美味しく食べられる!根本の甘さを再認識。我が家では穂先きより人気があるかも(笑) pic.twitter.com/5SPY5gUY6x
— wine&cheese (@winecheese4) June 30, 2019
くるりと一周あるので、根元の5cmくらいの部分に浅く切り目を入れたら、転がして切り目の入っていない面に切り目を入れます。
この方法の場合、アスパラを長いまま料理に使えますが、3面ほど細かく切り目を入れるのはめんどくさいかもしれませんね…。
(白髪ねぎカッターでもできるそうです)
興味があれば試してみてくださいね。
ホワイトアスパラの場合
ちなみに、ホワイトアスパラは皮が硬いので、根元だけではなく全体の皮を剥く必要があります。
次の項目でグリーンアスパラの下処理をご紹介しますので、ホワイトアスパラの場合は穂先のすぐ下までピーラーで剥くようにしてくださいね。
茹でる時は、皮も一緒にゆでると美味しいだしが出るんだそう。
一緒にゆでて、ゆで汁は味噌汁やスープなどに使うといいですね。
アスパラガスの皮むきは包丁やピーラーで
アスパラガスの皮むきについてご説明します。
慣れるまでは面倒に感じる下ごしらえですが、一度覚えてしまえばそこまで手間ではないですよ。
用意するものは、包丁とピーラーです。
ピーラーがなければ、包丁だけでOKです。
アスパラガスの下ごしらえ
アスパラガスで下処理が必要なのは、根元の部分だけ。
5cm程度です。
1)包丁で根元を切り落とす
まず、アスパラの根元を切りましょう。
切り落とす部分はちょっとだけ(5mmくらい)。
アスパラが古くなっていたら、もう少し切った方がいいかもしれません。
2)包丁かピーラーを使って、アスパラガスの根元の皮をむく
次に、アスパラの根元5cmくらいの皮をむきます。
ピーラーで、1周か2周すれば十分ですよ。
わが家ではもっぱら包丁です。
皮むきは以上でおしまいです。
やってみると意外と簡単ですよね。
アスパラガスが細くなってしまって、少し残念な気持ちにはなりますが、これが美味しさの秘訣だと思ってくださいね。
そのあとは、適度な大きさに切って、塩を入れたお湯で茹でたり、焼いたりするだけです。
切り方は棒状に切ったり、乱切りにしたり、調理によって切り分けましょう。
アスパラガスの「はかま」は取るべき?
アスパラガスには「はかま」がついています。
三角形の皮のようなものが所々についていると思います。
諸説ありますが、袴に似ていることから名付けられたそうです。
このはかまも取るべきなのでしょうか?
(はかまを取る、とレシピに書いてあったりしますよね…)
アスパラのはかまは取らなくてOK
結論から言うと、はかまは取らなくてOKです。
私も今まで取ったことがありません。
ただし、あまりにもはかまが硬そうな場合は、根元に近い部分のはかまだけ取るようにするとよいでしょう。
アスパラガス1本にいくつも付いているはかまを取るのは、とても大変な作業です。
基本は取らなくてもいいものだと覚えておいてくださいね。
アスパラの皮むきをせず失敗したことが!
私は、実家を出たばかりのころに一度、アスパラガスの下処理をせずに調理してしまったことがありました。
簡単に作れるアスパラベーコンを作ったので、レシピ本も見ずに作ってしまったのです。
茹でてから調理したので、穂先は柔らかくてとても美味しかったのですが…。
根元の部分は硬くて筋が気になって、とても食べられるものではありませんでした。
その時、下ごしらえの大切さが身にしみました。
もちろん、硬さが気にならなければ、皮をむかなくてもOK。
皮は栄養も豊富ですし、根元の部分がもったいないし、剥かない方が楽ですもんね。
好みによって皮むきの有無は決めましょう。
でも、やはり下処理したほうが、アスパラガスを美味しく食べられる気がします。
まとめ
春から初夏にかけて旬を迎えるアスパラガスについてご紹介しました。
青臭さも感じますが、緑色をした野菜の中では食べやすいのではないでしょうか。
子供にも好かれる野菜のひとつです。
年中スーパーに並びますが、旬が一番おいしいですね。
アスパラガスをおいしく食べるには、下ごしらえが欠かせません。
皮をむくのは一手間かかりますが、一度覚えてしまえば簡単ですよ。
(面倒ならカットしてもOK)
また、アスパラガスには、はかまがついています。
基本は取らなくてもいいものなので、気にしなくて大丈夫です。
アスパラは鮮度が落ちやすいので、早めの調理でおいしく食べましょう!