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宿題しない子供をほっとくのはあり?宿題の本来の意味とは?

勉強する子供 子供

小学生になると宿題があります。

当然個性があるので、子供には「宿題をする子」「宿題をしない子」がいます。

親は「我が子は宿題をする」となぜか思っているものです。

しかしなぜか我が子は宿題をしない…。

でも、毎日ガミガミ言うのは疲れる。

こんなとき、宿題しない子を放置していいのでしょうか?

答えはNOです。

宿題の本来の意味は復習だけでなく、社会に出るための準備です。

「宿題はやって当たり前」の状態までもっていきましょう。

ほっとくことがダメな理由や対応について、詳しくご説明します。

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宿題の本来の意味は? 社会に出るために必要なこと!

なぜ、小学生の子供が宿題しないことを、放置してはいけないのでしょうか?

宿題の本来の意味には、もちろん習ったことの復習もあります。

これは私の持論ですが、小学校・中学校・高校で勉強する理由のひとつは「社会に出るための準備」です。

宿題は社会に出るための準備

たとえば、高校生での大学受験勉強はかなり難しいです。

難易度が高いだけではなく、教科数も増加します。

その中で自分の志望校に対して、現在の自分の学力との差を考えます。

その差をうめるために、

「どの教科をどのくらい勉強し、そのためには1日に何時間をどの教科の勉強にあてるか…」

など計画が大事になるのです。

これは、たとえば社会に出て、

「このプロジェクトは何日に完成させねばならず、そのためにはこの業務をここまでに完成させて…」

という状況と似ていますよね?

そのような計画をたてるスキルというのは、社会に出て役にたちますし、必要なスキルなのです。

そして、小学生で出される「宿題」は、子供にとって初めての「ノルマ」なのです。

学校の先生に、明日までにしてくるように言われたノルマです。

そして大人にとっての面倒な仕事と同じで、子供にとっても後回しにしたい、できればやりたくないものなのです。

子供が社会に出た時に困らないために

しかし、あなたが会社の一員だと考えてみてください。

あなたがお世話担当になっている新入社員が、明日までにしなければいけない仕事をしていない。

あなたはそれに気づいているのです。

これを放置しますか?

放置しませんよね。

確かに仕事だと、放置してしまうと他の人に迷惑がかかります。

それに対し宿題は、していなくても迷惑はかけないという違いはあります。

しかし「明日までにしなければいけないもの」という点では同じですよね。

これを放置するということは、大人と約束したものを「しなくてもいい」と子供が判断することになります。

これは子供のためにもよくないのです。

だから、宿題しない子供を放置してはいけません。

学力が上がらない、などの問題以前に、人としての問題なのです。

小学生の子供が宿題をしないときの対応は?

宿題しない子供を放置してはいけないとわかったところで、どうやって宿題をさせたらよいのでしょうか?

宿題をしない小学生の子に、どう対応すればいいのでしょう。

毎日怒鳴る?

隣に座って、できるまで見守る?

どれもママにとってはあまりやりたくないことですよね…。

まずは「宿題をルーティン化する」ことをおすすめします。

宿題は「してあたり前」の状態に習慣づけよう!

帰ってきてランドセルを置いて、手を洗ってうがいをしたら宿題!

という流れをルーティンにするのです。

最初のうちは、帰ったらすぐに遊びに行きたがる子供に、このルーティンを守らせることは大変です。

でも根気強くいきましょう。

「当然やるもの」

ということを、子供に植え付けるのです。

この流れを根気強く続け、帰ったらまず宿題、が子供にとって当然のことになるまで頑張りましょう。

逆に「そうしなければ違和感がある」ようになりますよ!

子供も、したくない宿題を毎日ママに怒られながらするよりは、そのほうが幸せですよね。

入学1日目からでも始めよう!

これは小学校入学1日目からしてもよいくらいです。

当然1日目は宿題は出ていません。

しかし「帰る、手洗いうがいをする、机に座る」という流れを行わせるだけで十分です。

宿題が出ていない間は、翌日の準備をさせてもいいかもしれません。

まずは流れを身体に覚えさせましょう。

私の友人が子供にこのようなしつけをしていて、このルーティンをしっかり守っている子供を見て感心したものです。

子供本人も「宿題を先に終わらせたほうが何も気にせず遊べる」と、そのルーティンを気に入っているのです。

ご褒美をあげるのはNG!

そして宿題をさせたいと思った時に絶対にしてはいけないことがあります。

これは「ご褒美をあげること」です。

宿題をしたらおやつがもらえる、宿題を毎日したらおもちゃが買ってもらえる、といったように対価があると、子供は「ご褒美がないとしない」ようになってしまいます。

何かご褒美があると張り切って取り組むことも、子供が喜ぶ姿を見たい気持ちもわかります。

でも絶対にしないようにしましょう。

宿題は「してあたりまえ」という意識付けが大事です。

子供をまるで洗脳しているようにも見えますが、子供はまだ子供だからこそ親からの働きかけが大切です。

まとめ

「宿題をしなさい!」と毎日怒鳴ることに疲れたママ。

最初のうちは慣れさせるのに少し苦労するかもしれませんが、宿題をするまでの流れをルーティン化することを試してみてはいかがでしょうか。

何も必ず帰ってすぐでなくてもいいのです。

お風呂の前に必ず宿題!と決めるなど、各家庭のライフスタイルに合わせてルーティンを決めてみましょう。

習慣化したら、子供もママもうんと楽になりますよ。

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