「子供に絵本の読み聞かせはしたほうがよい」
これは、どの親でもわかってはいる情報ですよね。
そうはいっても「一体絵本はどのくらい買うのがいいの?」と疑問が生まれます。
何冊買うのがいいかというと、私の経験から「毎月、1~2冊購入すること」をおすすめします。
さらに図書館で借りるとベスト。
たくさん読むことで、読解力や思考力などが育ったり、感情豊かになったり、親子のコミュニケーションが取れるからです。
我が子にも、生後1ヶ月から読み聞かせを始めています。
絵本は何冊買う?おすすめは毎月1~2冊
絵本の読み聞かせは大事だといっても、毎月、何冊買うのがよいのでしょうか?
これは最初に「月に1~2冊」をおすすめしました。
個人的に「1年に12~24冊の本を購入し繰り返し読んであげること」が、子供の読解力向上に良いと感じているためです。
読みたい時にいつでも読めるようにするためにも、月に1~2冊は、借りるのではなく買った方が良いでしょう。
でも正直なところ、家庭の状況や子供にもよります。
「本来は何冊!」とはっきり言うことはできません。
そのため、毎月1~2冊はあくまで目安です。
毎月1~2冊の頻度を目安に、それ以上購入したいということであれば、どんどん購入してあげてよいと思います。
たくさん買っても、月に1冊と限定してもよい
そして、子供が自分で本を選べるようになったときに、毎月1冊自分で本を選ばせるという体験も子供にとっては重要です。
私自身も親に毎月、本を選びに連れて行ってもらっていました。
「どの本も読みたい、でも1冊しか買えない…。」
「どの本がいいかな…。」
この選ぶ時間がとても楽しいですし、そうやって選んだ本は何回も読みます。
そして、その1冊をとても大事にするのです。
私も毎月、絵本を選ぶ日がとても楽しみでした。
無限に与えるのではなく、限定することにも意味があることもあるということですね。
次に、絵本をたくさん読む方がいい理由を、私自身の体験からお伝えします。
絵本はいつから?多すぎることはあるのか解説
絵本は、子供が反応を示した時から読み聞かせを始め、回数は多ければ多いほどよいと考えています。
というのも、私には2人姉妹がいます。
赤ちゃんの頃から、私を含む三姉妹は、毎日母に絵本の読み聞かせをしてもらっていました。
寝る前の時間、休日の遊んでもらっている時間、たくさんの絵本を読んでもらいました。
絵本をたくさん読んでもらった子は読解力や思考力が育つ
すると、三姉妹の私たちは、成長して進学をして、それぞれ得意教科・不得意教科はバラバラでしたが全員国語だけは得意だったのです。
国語の模試の偏差値でも全国で上位に入るほど。
(理科とか苦手でしたけど…)
それだけ小さい頃の絵本の読み聞かせは「読解力」「思考力」を育てると思っています。
教育本の中には「3歳までに1万冊!」とうたっている本もあるほどです。
絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーション
また、本の読み聞かせをすることで、親とのコミュニケーションを取る時間が確保されます。
さらに、子供は絵本の中の登場人物の気持ちを考えることで、感情が豊かになります。
私自身、母親に読んでもらって好きだった本はいまだに覚えています。
母が、声色豊かに読み聞かせしてくれたことも忘れていません。
こうやって考えると、本の読み聞かせっていいことばかりですよね。
私も、現在生後2ヶ月になる前の赤ちゃんに、毎日読み聞かせをしています。
まだまだ絵を見てニコニコ笑っているだけで内容は理解できていませんが、習慣づけが大事だと思っています。
追記:1歳になりましたが、今でも毎日読み聞かせをしています!
買うべき絵本はある?
子供によって好みも違うので、これは買うべき!!という絵本はありません。
わが子が好きな絵本を選んであげるのがおすすめです。
子供が何回も「読んで!」とせがむ本があれば、似たような本や、同じシリーズの本ですね。
最初は好みがわからないので、王道の絵本を読んであげると良いでしょう。
0歳児なら「いないいないばあ」「おつきさまこんばんは」「もこ もこもこ」「もいもい」「しましまぐるぐる」など。
最初のうちは、次の項目でご紹介する絵本の定期購読(サブスクリプション)を契約し、プロに絵本を選んでもらうのもいいですね。
読み聞かせをしているうちに、だんだん子供の好みがわかってくるはずです。
ちなみに1歳になったわが子が好きなのは、きむらゆういちさんの「あかちゃんのあそびえほんシリーズ」や、かがくいひろしさんの「だるまさんシリーズ」。
同じ本を1日に何度も読むなんてことも、よくあります。
絵本の定期購読(サブスクリプション)を活用
定期購読(サブスクリプション)は、その名の通り、定期的に絵本が届くサービスです。
年齢に合わせたコースがあり、届く冊数は1~3冊ほど。
0歳の赤ちゃんから対象のサービスもありますよ。
絵本を読み聞かせたいけど、どんな本を選んでいいのかわからない、というママやパパにもぴったりです。
例として「こどものとも・かがくのとも」と「WORLDLIBRARY Personal」をご紹介します。
こどものとも・かがくのとも(0歳~)
ぐりとぐらをはじめ、多くの名作がある福音館書店の「こどものとも」や「かがくのとも」。
保育園や幼稚園で定期購読する方も多いと思いますが、雑誌のオンライン書店の富士山マガジンサービスで定期購入できます。
毎月一冊届きますよ。
プチプラなのと、薄くて場所を取らないのも魅力です!
>> こどものとも・かがくのともを見てみる(富士山マガジンサービス)
こどものともに似た雑誌形式の本に「こどものくに」(鈴木出版)の定期購読もあります。
対象年齢は2歳以上です(1歳くらいから読めるかも)。
WORLDLIBRARY Personal(1歳~)
ワールドライブラリーは、海外の絵本を翻訳出版している会社です。
図書館では読めない、世界中の珍しい絵本に出会えますよ。
しかけ絵本や飛び出す絵本もあります。
年齢別のコースになっていて、月額1300円(税込・送料込み)。
定価1500円~2200円くらいの本が、毎月1冊届いてこの価格は安いです。
契約期間の縛りはなく、いつでも退会できるので、試しやすいかなと思います。
絵本は買うか借りるか
お伝えしたように、個人的には、絵本を毎月1~2冊(1年に12~24冊)の購入し、繰り返し読んであげることが良いと感じています。
読みたい時にいつでも読めるようにするためにも、借りるのではなく買った方が良いでしょう。
さらに、図書館で借りるとベスト。
もちろん、本を収納するスペースがあれば、もっとたくさん買っても良いと思います。
しかし、たくさん読むのがよいと簡単には言っても、絵本って意外とお金がかかりますよね。
私も初めて子供に絵本を購入したとき、「思ったより高っ!!」と驚いたものです。
文字数が何千倍もある小説より高いじゃん!と、おかしな計算をしてしまいました。
図書館で絵本を借りる
お金がかからず、置き場所も取らず、たくさんの本が読めるのは、何といっても図書館で借りることですね。
私も子供の頃、月に1冊本を購入してもらったとお伝えしました。
しかし、読書が大好きだったのでもちろん1冊では足りません。
1冊買ってもらう本は、本屋でお気に入りのものを一生懸命選び、それ以外は図書館に通っていました。
図書館で、読みたい本を読みたいだけ借りてきて読んでいました。
図書館で借りてきて、気に入って何度も何度も読んでいる本は、親が気づいて購入をしてくれたものです。
絵本は毎月買うのがおすすめですが、買うか借りるか悩んだら、まず図書館で借りると良いでしょう。
その中で子供が気に入って何度も借りようとする本を、本屋さんやネットで購入してはいかがでしょうか。
まとめ
私の経験を元に、絵本を買う頻度や、絵本をたくさん読むのがいい理由などをご紹介しました。
絵本の読み聞かせは、子供の読解力、表現力など様々な能力を育てます。
絵本を毎月どのくらい買うかは1~2冊を目安にし、それ以上読み聞かせをしたい場合には、図書館を利用してみてはいかがでしょうか。
定期購読は、本を選んでくれたり、本屋さんで買うより安いなどのメリットがあります。
子供が自分で絵本を選べない頃に、活用してもいいでしょう。
子供の可能性を広げてあげるためにも、親ができる限りの工夫をしてあげたいですね。