小1の夏休みの自由研究、男の子に何をさせるか迷ってしまいますよね?
元気が有り余っている男の子には、山に行って虫取りでもさせたいところですが、さすがに暑すぎますし、捕った虫を持って帰って来ると困る、というママも多いでしょう。
私が、小学校1年生の男の子におすすめする自由研究は「レモンでよごれを落とすことができるのか」です。
ママにとって一石二鳥になる研究なんですよ。
実験方法と、レモンの自由研究をおすすめする理由をご紹介します。
レモンでを使った自由研究の方法
私たちは、普段掃除をするときに洗剤を使用しますよね。
その中でレモンを使用した洗剤を見たことがありませんか?
小学校1年生の男の子に「本当のレモンで汚れが落ちるのか試してみない!?」と持ちかけてみましょう。
洗濯物の汚れが落ちるのか?
まずは、レモンに洗濯物の汚れを落とす力があるのか実験してみます。
自由研究の方法としては、当然レモンを準備します。
実験方法
- 鍋にお湯を沸かし、スライスしたレモンを入れます
- そして、その中に汚れた洗濯物を入れてぐつぐつ煮てみます
- その後は水洗いして、いつも通り洗濯機で洗います
ぐつぐつと煮ているときに汚れが浮いてくるため、汚れが取れていることがわかるのです。
電気ポットや水筒の内側の汚れは落ちるのか?
電気ポットや水筒などの内側の汚れは、なかなか取れにくいですよね?
これをレモンで取れるかどうか試してみましょう。
実験方法
こちらも先ほどと同様、輪切りにしたレモンを準備します(2、3切れ)。
- ポットの場合は、レモンと水をポットの中に入れてお湯を沸かします
- 水筒の場合は、鍋にレモンと水を入れて沸かし、そのお湯を水筒に注ぎましょう
- ポットは2~3時間ほど、水筒は30分ほど時間がたってから、中の汚れを拭き取ってみましょう
そしてその後、なぜレモンで汚れが落ちるのかを自分で調べさせまとめさせると、かなりまとまった自由研究になります。
低学年は親子で楽しめる自由研究を
このような自由研究なら、親も一緒に楽しんで実験することもできますね。
小学校1年生のような低学年の時期は、できるだけ親子で楽しめる自由研究をおすすめします。
子供の知的好奇心を高めるためには、親が声かけをして褒めながら進めることが重要だからです。
小1の自由研究で男の子に家をきれいにしてもらおう
小1の男の子におすすめの自由研究として「レモンで洗濯物やポットの汚れが落ちるのか」をご紹介しました。
この自由研究の何が一石二鳥なのかというと、追加の実験で家がピカピカになるからです。
前章で紹介した実験の他に、
- レモンやオレンジで家の掃除もできるの?
- 市販の洗剤と比較すると汚れは落ちるの?
というような内容を追加してみましょう。
レモンやオレンジでシンクの汚れ落とし
まずレモン、オレンジなどの柑橘類を使って、汚れ落としの実験をしてみます。
これは、台所で試すのをおすすめします。
シンクの色々なぬめりや油汚れ、水垢、石けんカスを、レモンやオレンジで取ることができるのか、実験してみるのです。
ただし、レモンは皮でも実でも汚れは落ちやすいですが、オレンジの場合は皮だけを使用したほうが良いです。
輪切りやくし切りにしたレモンや、実を食べた後のオレンジで、シンクや蛇口などをゴシゴシしてみましょう。
レモンはしみるかもしれないので、ビニール手袋をするとよいでしょう。
「レモンの実と皮で汚れ落ちに違いがあるのか?」や「レモンの皮とオレンジの皮では違いがあるのか?」という実験でもいいですね。
ママのお掃除の大変さがわかる
掃除を実際にしてみることで、子供は親の掃除の大変さを理解することができます。
また、レモンやオレンジで色々な汚れを楽しんで拭き取っていると、実験が終わるとあら不思議!シンクがピッカピカ!!
これは、ママにはありがたいことですよね。
そして台所がピカピカになったことを大げさに褒めると、子供は今後もお掃除を手伝う気になりますね。
市販の洗剤との比較をすることで家はピカピカに!?
そしてもうひとつの実験は「市販の洗剤と比較すると汚れは落ちるの?」というものです。
買ってきた市販の洗剤で、同じようにシンクを掃除した後と比較をしてみましょう。
また、レモン・オレンジ・市販の洗剤で、家中の拭き掃除を比較するという実験もおすすめです。
(洗面所、お風呂、床の雑巾がけなど)
レモンの輪切りをお鍋で煮だしてザルなどでこして作った汁を、ぞうきんに含ませてお掃除しましょう。
オレンジで掃除をする場合は、オレンジの皮を煮出した汁を使用するようにしましょう。
そして買ってきた市販の洗剤と、掃除した後の比較をしてみるのです。
子供は、楽しんで家中の掃除をして試してみることでしょう。
すると実験が終わる頃にはあら不思議!!家中がピッカピカです!
レモンの皮にはリモネンという成分が含まれていて、油となじみやすいこと、レモンの実にはクエン酸が含まれているため汚れを落とせることが証明されています。
子供の自由研究もスムーズに進むし、おうちはピカピカになりますし、本当に一石二鳥ですよね。
例えば、
「今日は、レモンぞうきんで○○を綺麗にしてみよう!」
→1週間後
「今日は、オレンジぞうきんで○○を綺麗にしてみよう!」
→1週間後
「今日は、市販の洗剤で○○を綺麗にしてみよう!」
という流れで比較してみましょう。
1週間ごとに、息子がおうちを綺麗にしてくれるというわけですね。
まとめ
掃除している子供と一緒に、掃除前と掃除後の写真を撮ってあげるなどして比較をしてあげましょう。
毎日掃除をしたい親にとっては、1週間分の汚れは少し気になるかもしれませんが、子供の自由研究のためなので我慢しましょう!
レモンを使った自由研究では、風船やスチロールが溶けたり、マジックで書いた文字が消えたり、というのもありますが、今回は、汚れ落としでママもうれしい自由研究をご紹介しました。
実験をすることで、小1の男の子がママの大変さを知り、お掃除やお手伝いをしてくれるようになるでしょう。
レモンがもったいなければ、レモン汁を絞って料理などに使い「捨てられる皮で汚れ落としはできるのか?」というテーマでもいいですね!
興味がある方は是非実践してみてくださいね。