夏休みの自由研究でテーマを考え、一生懸命調べたのですから、せっかくならきれいにまとめたいですよね。
低学年の自由研究をきれいにまとめて、みんなに注目してもらうには?
それは、写真・グラフ・イラストを活用すること!です。
この記事では、小学生の自由研究のまとめ方の例をご紹介します。
模造紙を前提にお話しますが、他でも基本は同じです。
また、低学年の自由研究には親の手伝いも必須!
子供の考えを元に、うまく誘導してあげましょう。
小学生の自由研究のまとめ方の例(模造紙の場合)
小学生の自由研究のまとめ方ですが、模造紙にまとめるという前提でお話しますね。
写真・グラフ・イラストで注目を集めよう
小学校低学年の自由研究です。
やはりパッと見て、目を引く見た目ということは重要!
字ばっかりのものより、写真やグラフが効果的に使われた自由研究に目がいくのは当然ですよね。
写真・グラフ・イラストを活用しましょう。
では、写真をただ貼るだけ、グラフやイラストをただ描くだけでいいかというとそうではありません。
それぞれにポイントがありますよ。
写真の撮り方の例
写真は、図や絵だと伝わりにくい、書きにくいものの説明をしたいときに貼りましょう!
例えば、田んぼの写真を撮ることにしたとします。
この時の撮影のポイントは何でしょう?
大まかな様子を見せたいのか、細部を見せたいのかによって写真の撮り方を変えるのがポイントです。
中途半端な距離からの撮影では、何を伝えたいのかわかりません。
田んぼの広さを伝えたいのであれば、全体がうつる写真を撮りましょう。
田んぼに植えられている稲を強調したいならアップの写真にするなど、距離感も工夫しましょう。
イラストの描き方や説明の入れ方の例
虫の観察などで絵を描く場合は、くっきりした線ではっきりと書くようにしましょう。
そして説明したい部分に矢印を引いて説明を書き込むなど、どの部分の説明をしているのかわかりやすいようにしましょう。
説明を吹き出しにしても見やすいかもしれませんね。
キャラクターを描いて、そのキャラクターが説明しているようにしてもいいかもしれません。
イラストを描くポイントは、ごちゃごちゃしないように気をつけて、はっきりした線で書くこと。
そして、どこの部分の説明なのかわかりやすく描くことです。
グラフや表の活用の仕方の例
グラフを用いる時は、どのタイプの表が1番わかりやすいか工夫しましょう。
円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフや表など、自分の調べた内容がどのグラフだと1番効果的に見えるかを考えましょう。
円グラフにしてしまうと1つの項目が大きすぎて見にくい…。
表にしてしまうと数字の並びがバラバラで比較しにくい…。
といった失敗がないようにしたいですよね。
例えば、
- 数値の変化を表すとき…折れ線グラフ
- 数量を比較するとき…棒グラフ
- 割合を示したいとき…円グラフ
など、内容に合わせて変えてみましょう。
小学生の自由研究のまとめ方 / 必要な項目も忘れずに!
ここまで、写真やグラフなどの使い方を説明しました。
もっと工夫をして、実際に採取した実物を模造紙に貼ってみたり、タイトルを飾り文字にしてみたり、自分の色を出していきたいですね。
自分なりの工夫をたくさん入れていくことは良いことです。
でも、自由研究をまとめるにあたって、必ず入れて欲しい内容があります。
それは、次の6つ。
- タイトル(名前や学年なども)
- この自由研究を選んだきっかけ
- 調べる前に自分が予想した結果
- 調べ方
- 調べた結果
- 感想や反省
学校や先生によって他に指定されたことがあれば、その指定に従いましょう。
低学年の自由研究には親の手伝いが必須!
小学校の自由研究、低学年のうちは親のサポートが必要です。
「どうしてこの自由研究をしようと思ったの?」
「○○(名前)はこの実験をしたらどんな結果になると思う?」
「この自由研究をしてみてどう思った?」
と、質問をしてあげましょう。
そして子供の答えを元に、手伝いながら一緒にまとめてあげましょう。
この過程を踏むことで子供の考える力は養われますし、考察とは何かということを理解できます。
子供の知的好奇心をくすぐってあげましょう!
グラフを習っていないなら
そして、子供の学年によってはまだグラフなどに触れていない場合があります(特に1年生)。
その場合は、
- 親がグラフにするのを手伝ってあげる
- 最初からグラフではなく、写真やイラストを使用するような自由研究にする
などして、誘導してあげましょう。
模造紙への配置や文字の大きさをアドバイス
そして、模造紙に書き始める前に、だいたいの文字の大きさや配置を一緒に考えてあげましょう。
私も、低学年の時に自由研究をまとめようとして一生懸命書き始めたら入りきらず…。
最後の最後のところだけ、急に字が小さくなってぎゅっと詰め込んだことがあります。
これは、大人になっても時々やってしまいますね…。
住所を書く欄に、住所が入りきれなかったり…。
配置をきちんと相談して下書きをしてから書き始めるように、子供にアドバイスをしてあげるようにしましょう。
まとめ
そもそも自由研究をまとめる理由は「自分の研究結果を人に見てもらうため」です。
せっかく一生懸命調べて研究したのに、人に見てもらえなかったら悲しいですよね。
写真やイラスト、表などを駆使して、人にたくさん見てもらえるように自由研究をまとめましょう。
ちょっと工夫をするだけで、その注目度は全然違いますよ!