小6の自由研究と言えば、低学年の時と違って親の手伝いはほぼ必要ありませんよね。
材料費を出してあげたり、どこかに出かけるなら車を出してあげたりするくらいでしょうか。
そんな、小学校6年生におすすめの自由研究は「天気に関する自由研究」です。
5年生の復習や、中学の理科の予習もできます。
研究結果もまとめやすいですよ。
天気についてのことわざを調べたり、湿度・雲と天気の関係を調べましょう。
天気に関する研究をおすすめする理由と、どのような自由研究があるかを詳しく紹介していきます。
天気に関する自由研究はなぜ小学6年生におすすめ?
小学6年生に、天気に関する自由研究をおすすめする理由は次の3つです。
- 5年で習ったことの復習ができる
- 中学の理科の予習ができる
- 絵・写真・グラフにまとめやすい
理科の復習や予習ができて一石二鳥!
6年生に、天気に関する自由研究をおすすめする理由の一つは復習です。
小学5年生で、雲と天気の変化に関して学習します。
そのため、自由研究で雲の動きや天気に関しての研究をすれば、5年生内容の復習にもなるのです。
さらに中学で「気象・湿度・雲のできかた・前線・大気の動き」などの学習をします。
小学6年生で天気に関しての自由研究をすることで、その予習になる可能性もあるのです。
一生懸命調べて自由研究を完成させると、宿題も終わりますし、理科の予習・復習ができるので一石二鳥ですね。
絵・写真・グラフにまとめやすい
絵や写真、図でまとめやすいことも、6年生に天気に関する自由研究をおすすめする理由の一つです。
毎日の雲の変化を観察するなら、写真を貼ると綺麗です。
湿度や温度変化と天気をからめた自由研究なら、計測結果がはっきりしているのでグラフにもしやすいですね。
模造紙にまとめるタイプの自由研究なら、その見やすさがポイントになります。
写真や絵、グラフを使用して綺麗にまとめられる天気についての自由研究は、そういう意味でもおすすめです。
天気に関する自由研究と言っても、色々な種類があります。
続いて、6年生におすすめの例を2つご紹介します!
天気に関することわざが本当か調べよう!
6年生におすすめの天気に関する自由研究、一つ目は「天気に関することわざが本当か調べよう!」です。
天気に関することわざがたくさんあるのはご存じですか?
その中でも、天気や雲に関するものをいくつか紹介します。
- 夕焼けは晴れ
- 朝霧は晴れ
- 夏の入道雲は晴れ
- 朝焼けは雨
- 山にカサ雲かかれば雨
などです。
この中から「夕焼けは晴れ・朝焼けは雨ということわざ本当か?」を調べてみるのはどうでしょうか。
夕焼けなら次の日は天気が良くなって、朝焼けなら翌日は雨が多いと言われています。
ちなみに天気やことわざの問題は、中学受験で出題されることもあります。
その点も一石二鳥ですね!
1)夕焼けと朝焼けを判定する色を決める
まずは夕焼けと朝焼けの判定を、どのくらいの色にするか決めます。
本当に真っ赤な夕日というのは、1年の中でも回数が少ないもの。
ピンク色や薄いオレンジくらいでもOKということにしなければ、夏休み期間で調べるのは難しいかもしれません。
2)夕焼け・朝焼けの様子を記録する
この自由研究であれば、夕焼け朝焼けがない日の記録は残さなくてよいです。
夕焼け・朝焼けのあった日付、空の様子(写真もしくは絵)、翌日の天気を記録しましょう。
この自由研究をしている過程で、夏には朝焼けや夕焼けが少ないことにも気づくと思います。
それに関しての理由を調べてみてもよいかもしれません。
加えて、自由研究の結果と天気予報の比較をしてみても面白いですね。
天気のことわざがどれだけ当たっているのかを、証明することができます。
まとめとしては、夕焼け・朝焼けの時は、それぞれ天気はどうなるのかをまとめ、ことわざが当たっているのかどうかに焦点を置いてまとめてみましょう。
余裕があれば、他のことわざについて調べてみてもいいかもしれませんね。
湿度・雲と天気の関係を調べよう!
次におすすめの自由研究は「湿度・雲と天気の関係を調べよう!」です。
- まず天気予報で「晴れ」と言っている時の雲を観察してみましょう
- 写真に撮って、それはなんという名前の雲なのか調べてみましょう
- レンズ雲、積雲、くらげ雲など色々な雲の種類があることがわかります
- そして、それとともに湿度も測って記録しましょう。
研究のポイント
- 自分の調べた天気と、天気予報の天気が一致しているか調べる
- 毎日の新聞の気象記事やインターネットの気象記事と、調べた天気が一致しているか調べる
- 雲の形が変化するのかどうか調べる
雲を観察していると、積雲が変化して入道組(積乱雲)になることがあります。
これは一つ前に紹介した自由研究の「夏の入道雲は晴れ」ということわざが本当かどうか、調べることにも使えますね。
さらに、それぞれの雲はどうやって発生するかを調べてみても、また幅が広がります。
一つ目と二つ目に紹介した自由研究を掛け合わせた自由研究をしてみるのもおすすめです。
まとめ
天気を調べる自由研究は、同じ場所・同じ時間で観測することもポイントです。
比較ができるように工夫しましょう。
これまでお伝えしたように、天気についての自由研究は、調べ方によって理科の復習・予習になるので6年生におすすめです。
研究結果もまとめやすいですしね。
自分で考えて工夫できる6年生だからこそ!
実験結果から自分で答えを導き出させてみると、さらにいい勉強になりますね。