ブロッコリー保存方法や長持ちさせるコツをご紹介します。
ブロッコリーの保存は冷蔵庫で!(0℃のチルド室などがベスト)
そして一週間以内に食べきりましょう。
ブロッコリーは意外と日持ちしない野菜です。
特に常温保存は向いておらず、つぼみがすぐに黄色くなってしまいます。
美味しく食べ切るためには、1週間以内に食べるか、固ゆでして冷凍保存しましょう。
茹でたブロッコリーの冷凍保存期間は約1ヶ月です。
(ちなみに冷蔵の場合、茹でたブロッコリーの日持ちはせいぜい2、3日)
使いそびれてダメにしてしまうなら、冷凍ブロッコリーを買うのもアリです。
冷凍ブロッコリーは、お弁当用や、ダイエットでブロッコリーをたくさん食べる方にも人気です。
ブロッコリーの保存方法 長持ちするのはチルド室
ブロッコリーの保存方法で長持ちするのは、0℃の冷蔵保存です。
もちろん、冷凍はもっと長持ちします。
ブロッコリーは常温保存NG
買ってきたあと、少しならいいかとブロッコリーを常温に置いていませんか?
ブロッコリーを常温で保存することはおすすめしません。
ブロッコリーは、0~5℃(できれば0℃)の保存が最適なためです。
野菜室は3~8℃、冷蔵室は3~5℃です。
そのため、チルド室に入れることが可能なら、チルド室(0~5℃)での保存方法が長持ちします。
2週間もつとも言われていますよ!
ただし、知人はチルド室に保存して凍ってしまったとのこと。
我が家は逆に、なぜかチルド室の温度が高めです。
お使いの冷蔵庫によっては、冷蔵室がベストかもしれません。
チルド室がない!という場合は、冷蔵室に保存して5日くらいで使い切るか、後でご紹介する冷凍保存を活用してみてくださいね。
ブロッコリーは鮮度が落ちやすい(日持ちしない)
ブロッコリーは、エチレンガスの影響で鮮度が落ちやすい野菜です。
エチレンガスとは、野菜や果物が分泌する成長ホルモンの一種です。
リンゴが赤くなったり、バナナが柔らかくなったりするのはエチレンガスの効果。
成熟過程には欠かせないものです。
エチレンガスは野菜や果物を「熟れた」「美味しい」状態にしてくれます。
しかし、その状態を過ぎると「腐った」「美味しくない」状態へと進ませます。
エチレンガスは、温度が高いと発生しやすくなります(8℃以上)。
ブロッコリーはエチレンガスの影響を受けやすい野菜です。
できるだけエチレンガスが発生しにくい0~5℃で保存するのがベストです。
生のブロッコリーの冷蔵保存の方法(冷蔵庫で一週間)
野菜は「育った状態と同じ状態」で保存するといいと言われています。
ブロッコリーはポリ袋に入れて、房が上になるように立てて保存しましょう。
普通のポリ袋でもよいのですが、エチレンガスを吸収・分解し、野菜の鮮度を保ってくれるような商品も売られています。
そういったものも取り入れてみると、よりいい状態をキープできるでしょう。
保存期間は、冷蔵庫で一週間以内が目安です。
なんとチルド室では、2週間くらい日持ちすると言われています。
経験上でも、たしかにチルド室は持ちがいいです。
(ただ、わが家の現在の冷蔵庫は、なぜかチルド室の温度が高いんです…)
茹でたブロッコリーは冷蔵庫で1週間もちません!
茹でたブロッコリーは、1週間も日持ちしません。
冷蔵庫に入れておいて、せいぜい2・3日です。
つい、食べそこねて4・5日大丈夫な場合もありますが、おすすめできません。
特に、お弁当に持って行くなら、茹でた次の日くらいまでにしたほうがいいでしょう。
茹でたブロッコリーの保存方法は、キッチンペーパーでしっかり水分をとってタッパーに入れるか、ラップに包んで冷蔵庫に保存します。
しっかり水気をとるのがポイントです。
水気が残っていると、痛みやすくなるので注意しましょう。
お弁当に入れたい、翌日の食事の付け合わせに使いたいなど、すぐに使う予定が決まっている場合は、この保存方法が良いと思います。
作り置きしたブロッコリーの保存期間は2日ほど
作り置きおかずなどのブロッコリーも、あまり日持ちしません。
合わせる素材や味つけにもよりますが、冷蔵庫で2日くらいでしょう。
保存方法は、味付けした状態でタッパーに入れて保存します。
意外と早く風味が落ちるので、翌日には食べきるのがベストです。
ブロッコリーは食べる分だけ買うのが好ましいのですが、1房で買う以外の選択肢がありませんよね。
冷蔵保存の場合はあまり長持ちしませんが、ブロッコリーをゆでて冷凍すると保存期間は約30日になるので、食べ切れない分は冷凍をおすすめします。
続いて、冷凍保存する時のポイントをお伝えしますね。
ブロッコリーの冷凍保存期間は約30日
ブロッコリーは、ゆでて冷凍保存ができます。
冷凍保存期間は30日ほどです。
ブロッコリーを冷凍保存する場合は、約20~30秒茹でて、しっかり水分をとります。
ここでも、キッチンペーパーで水気をしっかりとっておくことがポイントです。
ザルにあげて水気を切るだけでは房の間の水気は取り切れず、けっこう残っています。
キッチンペーパーを使い、しっかりとっておきましょう。
粗熱がとれたら、ラップに小分けするか、ジップロック(袋)に重ならないように入れます。
タッパーに入れると固まった状態で冷凍されてしまい、使いにくくなってしまいます。
ジップロックに重ならないように入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍するのがおすすめです。
タッパーに入れたいという方は、一度ジップロックで凍らせたあと、ほぐした状態にしてタッパーに移し替えましょう。
冷凍保存の場合の日持ちは、約一ヶ月が目安です。
ブロッコリーを冷凍保存する時の茹で方のコツ
ブロッコリーを冷凍保存するときの茹で方のポイントです。
- 大きさを揃える
- 固めにゆでる
ブロッコリーの大きさを揃える
ブロッコリーをカットする際は、できるだけ大きさを揃えます。
大きさが揃っていないと、火の通り方もバラバラになってしまいます。
何か味を付けるときも、均等に味が入るように大きい房は半分や1/4にカットするなどして、大きさを揃えましょう。
冷凍保存するならブロッコリーを硬めにゆでる
ブロッコリーを沸騰したお湯に入れ、20~30秒で取り出すのがおすすめです。
茹で時間が短いかも?と感じるくらいでちょうどいいです。
冷凍保存した後は再度加熱して食べるので、冷凍前にしっかり茹でてしまうとベチャっとした食感になってしまいます。
もともとブロッコリーの茹で時間が2分だとしたら、冷凍前の下茹でを1分以内、食べる前の加熱を約1分とすることで、柔らかくなりすぎてしまうのを防げます。
柔らかいブロッコリーがお好きな方は、あまり気にしなくてもいいでしょう。
しかし、食べる前に再加熱するので、冷凍前の下茹では長くても1分程度がよいでしょう。
まとめ&わが家のブロッコリー保存方法
ブロッコリーが美味しく食べられる保存方法と、日持ちする期間をご紹介しました。
なんとなく日持ちしそうなブロッコリーですが、意外にもあまり長持ちしない野菜なのです。
野菜だから野菜室に入れてた、という方は、冷蔵室に入れるだけで今までより長持ちしますよ!
簡単・時短なら、冷凍ブロッコリーを買うのもおすすめ。
最後に、わが家で最近よくやっている、ブロッコリーの保存方法をご紹介しますね。
ブロッコリーを買ってきた日に、一気に全てカットします。
1/3はその日にいただき、2/3は冷凍保存(またはその逆に)しておくと、いい感じで使い切れるようになりました。
一度冷蔵庫に入れてしまうと、数日間放置してしまったりします。
そのため、買ってきた日に処理しておくのが一番いいなと思っています。
新鮮なうちに冷凍保存をするというのも、美味しく食べるポイントです。
冷凍したブロッコリーは再加熱するときの火の通りも早く、とても使い勝手がいいですよ。
ぜひ試してみてくださいね。