2歳児の雨の日のおうち遊びは、指先を使った遊びがおすすめです。
ハサミやのり、クレヨンなどを使ってみましょう。
ちぎる、つまむ、さわる、などの動作を入れた遊びも、じっくり取り組んでもらえますよ。
2歳児との室内遊びは、
「体力もついてきて、どのように発散させたらいいのか…」
「DVDやテレビは飽きてしまった、長い時間は見せたくない…」
と悩むことも多いでしょう。
この記事では、親子でおうち時間を楽しめる遊びや、手作りの簡単なおもちゃなどをたっぷりご紹介します!
体を動かす遊びもあるので、寝ないとお困りのママも参考にしてくださいね。
2歳の子供と雨の日のおうち遊び、何する?
2歳の子供のおうち遊びでおすすめなのは、指先を使う遊びです。
2歳になるとできることも増え、どんどん遊びが広がる時期!
指先、手を使える「はさみ」や「おりがみ」などの道具を使った遊びで刺激してみましょう。
わが子も2歳頃から「はさみ」や「のり」「おりがみ」、また「クレヨン」などを使っておうち遊びをしていました。
はさみ
はさみデビューは、心配な面もありますが、お家の人がそばで見守っていれば大丈夫です。
細長く切った紙(1~2センチ幅くらい)をチョキチョキ切るくらいからスタートしましょう。
支援センターの先生は、自分のお子さんのときは「あかちゃん用爪切り」でデビューだったそう。
私はキャップつきの、刃に丸みあるステンレスの「子ども用はさみ」でデビューさせました。
このはさみと併用して「プラスチックのはさみ」を使うこともありました。
プラスチック製のはさみだと、髪の毛や服を切る心配がありません。
はさみデビューが不安な方におすすめです。
私はダイソーでプラスチックハサミを購入しましたが、現在は取り扱いが無いようでした。
のり
「のり」は、スティック型でもしっかり握って塗ることが出来ます。
指で塗るタイプののりは手が汚れてしまいますが、触って楽しいのか一番反応は良かったです。
画用紙に、のりですきな形を塗って、切ったりちぎった紙をパラパラふりかけたり、貼るだけで楽しめますよ。
おりがみ
先程も紹介したように、おりがみは、ハサミや手で切ったりちぎったりしてもいいですし、ぐしゃぐしゃとまるめるだけでも子供は大喜び!
例えば、
- 空き箱に、茶色の折り紙を丸くまとめてハンバーグ
- 黄色のおりがみを長細く切って、くるくる丸めて、卵焼き
- 赤の折り紙を小さく丸めてミニトマト
のように、折り紙でお弁当作りも楽しめました。
クレヨン
お絵描きが好きなお子さんなら「クレヨン」もいいですね。
クレヨンは、慣れるまでは折れることもあります。
しかし、そこで掴むときの力加減なども身についていきます。
わが家では、赤ちゃんのときから「ベビーコロールクレヨン」を使わせていましたが、2歳位から使う機会がぐんと増えました。
握りやすく、折れにくいので、お絵描きしたい気持ちが長続きしたと思います。
ハサミや折り紙などは、100均で揃えることができますし、家にある方も多いでしょう。
こどもが「できた!」を実感できる、道具を使ったおうち遊びはおすすめです。
2歳児と親子でごっこ遊びもおすすめ
雨の日の2歳児との室内遊び、続いては親子でごっこ遊びをご紹介します。
いつものおもちゃで、おままごとなどをしてもいいですが…。
前述した「折り紙」などを使って、特別感を出したごっこ遊びはいかがでしょうか?
私の子どもが何度も楽しんだ遊びをご紹介します!
サンドイッチ屋さん
折り紙を、好きな大きさや形に切ったりちぎったりして、サンドイッチの材料を用意します。
例)
- 緑の折り紙でレタスやきゅうり
- 赤の折り紙でトマト
など、子どもと「何をはさもうか?」と言いながら、作ると楽しいですよ。
そしてお店屋さんとお客さんになって、のりを使って、折り紙を重ねていくと出来上がりです!
材料を作るところからスタートするので、わが家では長い時間遊んでいました。
ちなみにこの遊びのきっかけになったのは「サンドイッチサンドイッチ(作:小西 英子)」という絵本です。
子どものお気に入りの絵本や、楽しそうにしていた絵本を、ごっこ遊びで再現するのも楽しいですね。
ドーナツ屋さん・パン屋さんごっこ
こちらの遊びも「おりがみ」などを使ってのごっこ遊びです。
「おりがみ」や「チラシ」などの紙を、ドーナツや好きなパンの形に切っていきます。
手でちぎるようにして、丸くするだけで十分です!
そのままでもいいですし、クレヨンでチョコチップや、いちごジャムを表現したりなど・・・
子どもが自由にパンやドーナツを作って楽しめますよ。
黄色のおりがみで、バナナパン。
ピンクの折り紙で、いちごドーナツなど様々!
紙で作るので、あまりかさばらないのも良かったです。
片付けもビニール袋に顔を書いて「食べさせて~」といいながら、放り込むだけですっきりでした。
息子はぬいぐるみ相手にパン屋さんをよくしていて、作った紙のパンを半分に破いて「はんぶんこ!」と配っていました。
半分という概念がこの遊びで身についたと思います。
また「おりがみ」のごっこ遊びのとき、紙くずを、コロコロする掃除用具で子どもが片付けていました。
コロコロするだけでお手伝いもできちゃうので、お片付けの時間も楽しそうでしたよ。
雨の日に室内でできる運動
2歳といえば体力もどんどん出てきて、運動しないと発散できないお子さんも多いのでは?
お昼寝もさせたい・・・というときは、家にあるもので思いっきり体を動かすのもいいです。
その際は、お家の方も一緒に動いちゃいましょう。
私の息子がハマった運動をご紹介します。
ペットボトルでボーリング
空のペットボトルをピンに見立てて、家にあるボールでボーリング遊びです。
ストライク目指して、投げてはピンを立てて・・・
何度も繰り返すと、子どもの額にうっすら汗が出てきますよ。
新聞紙びりびり
新聞紙をびりびりにやぶいて、頭の上に降らせてみたり。
部屋の隅に簡易的な囲いを作って、びりびり新聞紙のプールを作ったり。
びりびり破くのも楽しいですし、びりびり新聞紙を自由に使うのも楽しかったです。
私が横になって、子どもにびりびり新聞紙をかけてもらう遊びが、一番盛り上がりました。
大人一人を新聞紙で隠すのは、しゃがんで、ひろって、かけて・・・と全身を使う動きがいっぱい!
子どもは結構体力を使うので、その遊びの後はぐっすりお昼寝してくれました。
また、びりびり新聞紙をズボンに挟んで、お互いのしっぽを取り合う「しっぽ取り」もいい運動になりますよ。
おてだま玉入れ
おてだま(ボール)を、かご(ケース)に投げ入れるゲームです。
かごは家にあるものを、お家の人が持ってあげて下さい。
投げる動作は、意外と子どもには難しいので、最初は大変かと思います。
かごの高さや、傾きを変えながら、お子さんが楽しめるように調整してみましょう。
最初は低いところからスタートし、高いときにはジャンプしたり全身で取り組んでくれました。
我が子は普通のボールだと掴みにくかったので、しっかり掴めるお手玉に。
お手玉の中の豆や、玄米の触り心地も刺激になったようで、よく握って遊んでいました。
お子さんが掴みやすいボールや、新聞紙を丸めたものでもいいですね。
雨の日にできる運動をいくつか紹介しましたが、基本的には家にあるものを使えばOK!
布団を丸めただけのお山を作ってみたり。
段ボールをトンネルに見立ててもぐってみたり…。
子どもが楽しく体を動かすことが一番なので、一緒に楽しんでみてくださいね。
雨の日は昼寝しなくて困っているママは、ぜひお試しを。
室内遊びにおすすめのおもちゃや、手作りの遊び道具
これまでもお伝えしてきましたが、雨の日はじっくり取り組む遊びがおすすめです。
私の子どもが家や支援センターなどで、黙々と遊んでいたおもちゃや、手作りで遊べるものを紹介していきます。
手作りといっても難しいものはないのでご安心を!
ひも通し
ビーズやストローなどの小さい穴に、ひもを通して遊びます。
穴にひもの先を入れるため指先を使うので、最初は大変かもしれません。
できたときの成功体験は、子どもにとっていい経験です。
ビーズをつまむ動作も、指先の調整能力が刺激できます。
ちなみに、わざわざおもちゃを購入しなくとも、100均で材料を購入できます。
大きめのビーズや、太めのストロー(タピオカドリンク用)を切ったものもよいですよ。
私の子供は、木製のひも通しでヘビを作ったり、ストローをはさみで切って、ひも通しをしてネックレス作りをしていました。
性別を問わずに遊べるのも嬉しいですね!
型はめ遊び
次にご紹介するのは「型はめ」おもちゃ。
我が子は、支援センターにある「型はめ」おもちゃは全て遊び倒したほどです。
1歳のころから好きで、2歳の頃も続けていた遊びです。
2歳頃には、複雑な形のピースを熱心に型に入れていました。
方向を合わせないと入らないので、最初は上手くできなこともありましたが、ひっくり返したり、くるくる回したり、時には力ずくのときも・・・
子どもながらにいっぱい手を動かして、考えて取り組む姿がかわいらしかったです。
ピックさし・ペグさし
ピックさしは、支援センターにあった手作りおもちゃです。
手作りお弁当のピックさし☺️
抜いてはさして意外に楽しく遊んでくれてて嬉しい😃🎶 pic.twitter.com/Usmo8yk2qX— みたろう@秒速でオムツを変える男 (@mitarousanchi) June 22, 2022
↑ こんなイメージ
ペッグさしは簡単に作れます。
私も手作りして、子どもがいっぱいんでくれたものです。
100均でも材料が揃うのでおすすめ。
まず、プラスチックの蓋つきタッパーを用意します。
蓋はお弁当で使うピックを刺すので、そのための穴が開けやすい柔らかな素材がよいでしょう。
蓋の部分に、きりなどで穴をいくつも空けていきます。
穴があいた蓋をタッパーに取り付けて、完成です!
穴をあけるタッパーの他に、食品トレイや、発泡スチロールも扱いやすいと思います。
刺していくので、まっすぐの先が分かれていないピックを用意してくださいね。
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遊び方は、ピックをただただその穴に差し込んでいくのみですが・・・
子どもの顔は真剣そのものでした!
今はピックの種類も豊富です。
子どもが好きなモチーフを選んであげると、喜んで遊んでくれますよ。
我が子は、恐竜や乗り物が好きだったので、そのモチーフのピックを選んでいました。
2歳の子供が喜ぶ、雨の日ならではのおうち遊び
雨の日はゆっくり家で過ごすことが多いですが、雨の日にしかできない遊び、楽しみを見つけるのもおすすめです。
雨の観察や、てるてる坊主づくり
雨が激しくないときは、雨の観察ごっこもいいですよ。
わが家では、ベランダに出て雨の音を聞いたり、雨どいの近くで雨が流れていくのを見たりしていました。
雨どいからの雨音が大きくて、子どもがびっくりしたのもいい思い出です。
ベランダや屋根があるところなので、あまり濡れることなく楽しめました。
てるてる坊主作りデビューもよいでしょう。
室内で水遊び
雨を観察していると、子供が「水をさわりたい」と言うことが多かったので、家で水遊びをすることもありました。
暑い時期なら、ビニール袋に穴を開けて水を入れ、お風呂でシャワーのようにして雨ごっこをしました。
お部屋で遊ぶときは、スポンジに水を含ませて、絞るを繰り返す水遊び。
軽量カップからコップへの水の入れ替え遊びもしました。
ボウルからボウルへ小さなお玉を使っての、水の入れ替えも熱心に取り組んでましたよ。
お部屋の中でする際は、子供の様子を見ながら、少量の水からスタートしてみてくださいね。
また、絵具をいれた水、色水を作って遊ぶこともありました。
色水を混ぜて色の変化を楽しんだり、ジュースやさんごっこにしてみたりも楽しいですね。
濡れたりこぼすこともあります。
濡れても良い服や、タオルなどを用意して、注意しながら水に触れる楽しさを子どもと一緒に楽しんでみて下さいね。
こぼしてしまっても、タオルで一緒に拭いていると・・・
「何でも挑戦したい」「手伝いしたい」2歳児には、ふき掃除さえも遊びに早変わりです。
さいごに
雨の日は、子どものお気に入りのおもちゃで遊び倒すのもいいですね。
いつもの遊びに少し特別感を持たせて楽しむのもよいでしょう。
おままごとなら、キャンプごっこ、お家探検など少し設定を与えるだけでワクワク感が出ますよ。
手作りおもちゃでなら、一緒に作るところから出来るので、じっくり楽しむことが出来るでしょう。
雨の日だから・・・
と考えてしまいますが、いつもの遊びやおもちゃに少しだけ特別感を出して、子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
子どももお家の方も、雨の日を笑顔でお過ごしください。